グループ1

​修復的司法の理論と展開

研究の目的

グループ1は,

(1)司法と心理をはじめとした人間諸科学との連携を「修復的司法(Restorative Justice)」という

概念を用いながら,理論的・実践的基盤を確立すること

(2)(1)を基に,非行少年,(累犯)高齢者,性犯罪者,障がい者など,犯罪行為の主体が有するニーズの違いに着目した更生や社会復帰のあり方を検討することを目的としています。

参加メンバー

●グループ(チーム)リーダー:森久智江(法学部)

●チームリーダー:中村正(産業社会学部)

●チームリーダー:廣井亮一(文学部)

●拠点研究員:指宿 信(成城大学)

●拠点研究員:脇中 洋(大谷大学)

●拠点研究員:菅原直美(第二東京弁護士会)

●拠点研究員:福西 毅(大阪保護観察所)

●拠点研究員:大谷彬矩(龍谷大学)

●拠点研究員:若林宏輔(総合心理学部)

●専門研究員:我藤 諭(R-GIRO)

●補助研究員:斧原 藍(R-GIRO)

●大学院生:  佐藤伸彦(先端学術総合研究科)

以上11名

立命館大学・人間科学研究所
​「人間科学のフロント」掲載エッセイ

【2016年度】

 ◆ 相澤育郎:修復的司法と対人援助プロジェクト
   「新旧犯罪者処遇モデル論争:医療モデルvs.公正モデルからRNRモデルvs. GLモデルまで」

【2017年度】

 ◆ 森久智江:法心理研究プロジェクト
   
「「犯罪という現象」から学ぶことのできる社会のあり方を目指して―Restorative     Justice(RJ)(回復的・修復的司法)とは何か」   

 ◆ 相澤育郎:フランス行刑法研究会
   「刑の執行の個別化と適正化:フランスの行刑裁判官制度から」

【2018年度】

 ◆ 相澤育郎:法心理研究プロジェクト、GLM研究会
   「刑務所の中の医療倫理:国際的なスタンダードからみる患者・医師・施設をめぐる諸問題」

参加メンバーの
研究業績

雑誌論文               

​​■査読有■

  1. 指宿信, 「再入率削減のための政策 : 「治療的司法」に基づく制度・施策の導入を」,『犯罪学雑誌』, 82巻6号, pp. 135-141 (2016)

  2. Makoto Ibusuki, "Interview with Mr. Hiroshi Kadono, Former Judge of the High Court, Japan", David Lowe and D.K.Das Ed. Trends in the Judiciary Volume III, Routledge, pp.23-36 (2017).

  3. 中村正,「暴力は多様な顔をして関係性に宿ることを読み解く」,『家族療法研究』(日本家族療法・家族研究学会), 35巻1号, pp.59-64(2018)

  4. 中村正,「妄想=暴走する男たちーハラスメントの要の位置にある男性性ジェンダー」,『臨床心理学』,18巻5号, pp.561-568(2018)

  5. 佐藤伸彦,(研究ノート)「裁判員制度の意義における被疑者・被告人の人権保障あるいは適正手続について」,『社会システム研究』,立命館大学社会システム研究所,第35号, pp.75-93 (2017)

  6. 脇中洋,「供述分析と情状鑑定(報告1)」,『法と心理』,法と心理学会, 16巻1号, pp.75-76 (2016)

  7. 脇中洋, 「知的障害のある放火犯に関する心理学的鑑定」, 『人間形成論研究』, 大谷大学教育・心理学会, 第8号, pp.63-81 (2018)

  8. 脇中洋・安田三江子・石田周良・山本喜代己, 「矯正施設における知的障害者等を対象としたクラウニング講座の意義 -第10クール質問紙調査を通して-」, 『大谷大学学術情報リポジトリ』, 大谷大学真宗総合研究所,第35号, (2018)

  9. 脇中洋・安田三江子・石田周良・山本喜代己,「矯正施設における知的障害者等を対象としたクラウニング講座の意義 -第10クール質問紙調査を通して-(要旨)」, 『大谷大学真宗総合研究所研究紀要』, 大谷大学真宗総合研究所, 第35号、pp.83-88  (2018)

  10. 脇中洋, 「知的障害のある現住建造物放火被告事件の情状鑑定」, 『人間形成論研究』, 大谷大学教育・心理学会, 第8号, pp.63−81 (2018)

■査読無■

  1. 相澤育郎,「フランスにおける刑罰適用裁判官の制度的展開(2・完)」,『龍谷法学』,龍谷大学法学会,  49巻2号, pp.451-503  (2016) 

  2. 相澤育郎,「レイモン・サレイユにおける『刑の個別化』の思惟(土井政和教授 退職記念論文集)」,『法政研究』,九州大学,84巻3号,pp.159-190(2017)

  3. 相澤育郎,「刑事施設における医療倫理の国際的スタンダード」,『立命館人間科学研究』,立命館人間科学研究所, 36号, pp.55-66  (2017)

  4. 福西毅,「意外と知らない保護観察中の生活」,『季刊刑事弁護』, 現代人文社, 87号, pp. 37-39 (2016)

  5. 廣井亮一,「非行少年は凶悪化しているか-現代の非行を考える」,『月刊福祉』, 全国社会福祉協議会, 7号, pp.56-57 (2016)

  6. 指宿信,「治療的司法とは何か」,『季刊刑事弁護』, 現代人文社, 87号, pp. 58-61 (2016)

  7. 指宿信,「犯罪研究動向 治療と司法 : 世界に広がる治療的司法論とその実践」,『犯罪社会学研究』, 日本犯罪社会学会, 41号, pp. 114-119 (2016)

  8. 指宿信,「監視の時代とプライバシー : GPS捜査大法廷判決を踏まえて考える」,『世界』,岩波書店, 896号, pp.46-54 (2017)

  9. 指宿信,「岡崎事件最高裁判決を読む : その射程とインパクト (特集 訴訟能力と手続打切り : 最判平28・12・19の検討)」,『季刊刑事弁護』,現代人文社,90号, pp.65-68  (2017)

  10. 指宿信, 「7ヶ月半に及ぶ撮影についてプライバシー侵害の度合いが強いとして証拠排除した事例」, 『TKC新・判例解説Watch』,TKCローライブラリー, 刑事訴訟法No.144, pp.1-4(2018年8月24日掲載https://www.lawlibrary.jp/pdf/z18817009-00-081141652_tkc.pdf)

  11. 中村正,「臨床社会学の方法(15)社会的孤立と感情的苦痛─嗜癖と嗜虐の背後にあるもの」,『対人援助マガジン』, 対人援助学会, 27号, pp.23-35 (2016)  

  12. 中村正,「臨床社会学の方法(14)男らしさのラビリンス(迷宮)」,『対人援助マガジン』, 対人援助学会, 26号, pp.28-39 (2016)

  13. 中村正,「子どもを虐待する父親のグループワーク」,『精神療法』,43巻5号, pp.689-693(2017)

  14. 中村正,「臨床社会学の方法(16)治療的司法」,『対人援助マガジン』, 対人援助学会, 28号, pp.22-32 (2017) 

  15. 中村正,「臨床社会学の方法(17)踏みとどまる力—四苦八苦の中を生きる-」,『対人援助マガジン』, 対人援助学会, 29号, pp.21-30 (2017)

  16. 中村正,「臨床社会学の方法(18)回復(リカバリー)」,『対人援助マガジン』, 対人援助学会, 30号, pp.24-33 (2017)

  17. 中村正,「臨床社会学の方法(19)社会病理学のゆくえ:苦悩(パトス)が社会的であることを意味づける学知のために」,『対人援助マガジン』 対人援助学会,31号,pp.25-34(2017)

  18. 中村正,「臨床社会学の方法(20)加害の語りを聞くこと」,『対人援助マガジン』 対人援助学会,32号,pp.22-31(2017)

  19. 中村正,「臨床社会学の方法(21)生活世界 −街の人びとの生きられた世界−」,『対人援助学マガジン』33号, pp.22-31 (2018)

  20. 中村正,「臨床社会学の方法(22)暴力の遍在と意識化」,『対人援助学マガジン』 対人援助学会, 34号, pp.23-32  (2018)

  21. 森久智江,「刑の一部猶予制度の運用のあり方について―犯罪をした人の社会復帰の観点から」, 徳田靖之・石塚伸一・佐々木光明・森尾亮編『刑事法と歴史的価値とその交錯(内田博文先生古稀祝賀論文集)』,法律文化社, pp.627-654(2016)

  22. 森久智江,「オーストラリア少年司法におけるRestorative Justiceの現代的意義」, 山口直也編著『新時代の比較少年法』, 成文堂, pp.63-94(2017)

  23. 森久智江,「『犯罪行為者の社会復帰支援』から『人が「生きる」を支える』のために : 障害者権利条約における人権概念と人権価値の転換による示唆(土井政和教授 退職記念論文集)」,『法政研究』,九州大学,84巻3号,pp.751-780 (2017)

  24. 森久智江,「オーストラリア・ニューサウスウェールズ州(NSW)における矯正医療の現状と日本への示唆」,『矯正講座』,37号,pp. 167-192 (2018)

  25. 森久智江,「『再犯防止』と『自由刑の単一化』」,『犯罪と刑罰』,27号,pp. 29-50 (2018)

  26. 中田行重・斧原藍・白崎愛里,「多元性に着目したPerson-Centered self理論の新たな展開-Configurationとは何か-」,『関西大学心理臨床センター紀要』,関西大学臨床心理専門職大学院心理臨床センター, 第9号, pp.95-102 (2018)

  27. 波床昌則, 濵田毅, 金岡繁裕, 菅原直美, 髙山巌,「座談会 執行猶予の壁を突破する!」,『季刊刑事弁護』, 現代人文社, 87号, pp. 40-51  (2016)

  28. 若林宏輔,「評議に声は届いているか?: 模擬裁判員裁判の公判と評議の心理学的分析」,『季刊刑事弁護』,現代人文社,90号, pp.124-133 (2017)

  29. 若林宏輔,「法律実務家のための心理学入門(第1回)法と心理学の歴史」,『季刊刑事弁護』,現代人文社,91号, pp.126-130 (2017)

  30. 若林宏輔, 林勇吾,「意思決定支援システムは裁判において有効な指標になりうるか? (ヒューマン情報処理)」,『電子情報通信学会技術研究報告』, 電子情報通信学会, 117巻30号, pp.55-58 (2017)

  31. 若林宏輔,「心理学における取調べ録音・録画の利用の今後」, 『季刊刑事弁護』, 現代人文社, 89号, pp.138-142 (2017)

  32. 若林宏輔,「法律実務家のための心理学入門(第2回)虚偽自白の心理学」,『季刊刑事弁護』,現代人文社,92号, pp.154-157 (2017)

  33. 若林宏輔,「法律実務家のための心理学入門(第3回) 目撃証言と心理学」,『季刊刑事弁護』,現代人文社,93号, pp.182-185 (2018)

  34. 若林宏輔,「法律実務家のための心理学入門(第4回)  証言の手続き的公正としての心理学的面接法」, 『季刊刑事弁護』, 94巻, pp.138−143 (2018)

  35. 若林宏輔,「法律実務家のための心理学入門(第5回)  取調べの可視化と心理学」, 『季刊刑事弁護』, 95巻, pp.138-143  (2018)

  36. 若林宏輔,「法律実務家のための心理学入門(第6回)  司法取引と心理学」, 『季刊刑事弁護』, 96巻, pp.98-102  (2018)

  37. 脇中洋, 「司法面接法もどきの被害者聴取」, 『季刊刑事弁護』,現代人文社, 第94号, pp.137-140 (2018)

  38. 古屋和彦・関口清美・水藤昌彦・脇中洋・相馬大祐, 「矯正施設を退所し自宅等で地域生活をしている知的障害者等の生活実態調査 -全国地域生活定着支援センターに対するアンケート調査から―」, 『国立重度知的障害者総合施設のぞみの園紀要』, 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園, 第11号, pp.103-123 (2018)

  39. 脇中洋, 「ある死体損壊等被告事件の情状鑑定を通して」, 『大谷学報』, 大谷学会, 97号, pp.1-23 (2017)

  40. 脇中洋,「司法面接法もどきの被害者聴取」,『季刊 刑事弁護』,現代人文社, 94号, pp.137-140 (2018)

図書                 

  1. 本庄武=武内謙治編著,『刑罰制度改革の前に考えておくべきこと』,日本評論社,234p(2017),相澤育郎,「フランスにおける作業義務の廃止と活動義務の創設」,pp.179-196

  2. 相澤育郎,「刑事司法における犯罪行為社処遇と社会復帰支援:受刑者の法的地位論、処遇モデル論および国際準則を中心に」,『「司法と福祉の連携」の展開と課題』, 現代人文社,pp73-93(2018)

  3. 廣井亮一,『犯罪心理学事典』, 丸善出版, pp. 722-723 (2016)

  4. 廣井亮一,「司法臨床における被害者と加害者」, 指宿信ほか編, 『犯罪被害者と刑事司法 (シリーズ 刑事司法を考える 第4巻)』,岩波書店, 301p. (2017)

  5. 指宿信 編著,『GPS捜査とプライバシー保護』, 現代人文社, 270p. (2018)

  6. 指宿信 監修,『治療的司法の実践, 第一法規』, 380p. (2018)

  7. 平尾剛之・内田香奈編,『京都発NPO最善戦―共生と包摂の社会へ』,中村正,「ヒューマンサービスの実現」「市民セクターの20年とこれから」,京都新聞出版センター,全211頁(2018)

  8. 指宿信,木谷明,後藤昭,佐藤博史,浜井浩一,浜田寿美男編,『捜査と弁護 (シリーズ 刑事司法を考える 第2巻)』,岩波書店, 336p. (2017)

  9. 指宿信,木谷明,後藤昭,佐藤博史,浜井浩一,浜田寿美男編,『刑事司法を担う人々 (シリーズ 刑事司法を考える 第3巻)』,岩波書店, 320p. (2017)

  10. 指宿信,木谷明,後藤昭,佐藤博史,浜井浩一,浜田寿美男編,『犯罪被害者と刑事司法 (シリーズ 刑事司法を考える 第4巻)』,岩波書店, 320p. (2017)

  11. 指宿信,木谷明,後藤昭,佐藤博史,浜井浩一,浜田寿美男編,『裁判所は何を判断するか (シリーズ 刑事司法を考える 第5巻)』,岩波書店, 304p. (2017)

  12. 指宿信,木谷明,後藤昭,佐藤博史,浜井浩一,浜田寿美男編,『犯罪をどう防ぐか (シリーズ 刑事司法を考える 第6巻)』,岩波書店, 320p. (2017)

  13. 中村正,「関係性の暴力と加害者対応──男性加害者との対話、そして責任の召喚・行動変容に向かう暴力臨床」指宿信ほか編,『犯罪被害者と刑事司法(シリーズ刑事司法を考える第4巻)』、岩波書店、pp.254−275 (2017)

  14. 加藤幸雄・水藤昌彦・森久智江, 『司法の期待に福祉はどう応えるのか-福祉の自立性と司法との連携-』, 独立行政法人国立重度知的障害者施設のぞみの園, 142p. (2016)

  15. 刑事立法研究会編/土井政和・正木祐史・水藤昌彦・森久智江 責任編集,『「司法と福祉の連携」の展開と課題』,現代人文社,502p.  (2018)

  16. 脇中洋, 「三鷹事件―竹内景助氏の主張の変遷」,『孤立社会からの脱出 始めの一歩を踏み出すために』, 批評社, pp.118-154(2017)

© 2016 by R-GIRO第3期プログラム

「修復的司法観による少子高齢化社会に寄り添う法・社会システムの再構築」プロジェクト
 

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