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2018年7月30日 第33回修復的司法セミナー


 2018年7月30日17時~本学朱雀キャンパスにて中田友貴さん(立命館大学文学研究科)をお招きして「心理学的知見の刑事司法への応用と問題ー日本における虚偽検出研究の黎明期からー」というタイトルにて講演会を行いました。虚偽検出は米国の心理学者MünsterbergやMarstonの記憶研究をもとに,Keelerらによって開発された手法で,ひとの「嘘」を見抜くために用いられています。ご報告ではまず虚偽検出研究の歴史的な盛衰,その法学的な利用,国外での議論の歴史などが紹介されました。また日本でのポリグラフ検査の研究動向について歴史的な背景についても検討されました。1918年(大正7年)に日本で初めてポリグラフ検査の結果が法医学者による鑑定として利用されたそうですが,その後,ポリグラフ検査研究がなされるようになったのは,早稲田大学の心理学教室で1930年代~1940年代ころまでだったそうです。その後,実務方面では心理学者ではなく憲兵隊による研究が行われましたが,法学者らはポリグラフ検査について慎重な見方をしつつ,米国での捜査研究所を視察するなどしていたそうです。戦後の運用や当時の心理学者からのポリグラフ検査への評価については今後の検討が必要であることが報告されました。

 報告後は,国内での虚偽検出研究の連続性や,現代の刑事司法におけるポリグラフ検査の利用方法やその問題点,今後の法心理学研究としての発展性,技術の社会的構成論など多角的な視点から議論が行われ,大変有意義なセミナーとなりました。

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